責任の定義

責任の定義

責任は、その時にそう体験していようがいまいが、自分自身を物事の原因であって良い、とするところから始まり、最終的には自ら物事の原因になっている、というところに行き着きます。

究極的に責任は、人がそこから生きるという選択をするコンテクストです。

責任は、重荷でも、何かのせいということでも、または称賛でも、責めでも、手柄でも、恥でも、あるいは罪でもありません。

責任は『私の分担に対しては私に責任がある』でもないし、『それに対して責任を取るところに到達しなくてはならない』ではありません。

責任においては、良い・悪い・正しい・間違いなどの評価はありません。

単に、実際に在ることとあなたの立場とが在るだけです。

責任者である、というのは、自分がすること、持つこと、何であるかの生みだし手は自分なのだ、という人生の見方から状況を扱うことです。

これは真実ではありません。

あなたが来るところです。

誰もあなたを責任者にさせることはできませんし、あなたが誰かに責任を押しつけることもできません。

これは、あなたが自分自身に与える恩寵、つまり、人生の事柄における決定権をあなたに残す、力を与えるコンテクストです。